『Maori Legends (Seven Stories)』を楽しもう!
こんにちは!本日ご紹介する絵本は、「Maori Legends (Seven Stories)」です🪆
『Maori Legends (Seven Stories)』は、ニュージーランドの先住民族であるマオリ族の伝説を7つ収録した英語の絵本です‼️ 著者はロン・ベーコン(Ron Bacon)で、イラストはフィリッパ・スティッチバリー(Philippa Stichbury)が手掛けています🧐 この絵本は、マオリ族の豊かな文化と神話を子どもたちに伝えることを目的としているようです。たまたま見つけた本で、個人的に面白そうだったのでブログで紹介しています👌 あまり情報はありませんが、番外編という感じで掲載しておきます😆
収録されている伝説の概要
この絵本には、マオリ族の伝説が7つ収録されています。具体的な物語のタイトルや詳細は明らかにされていませんが、マオリの神話や伝説には以下のような有名な物語があるようです。
1. マウイと巨大な魚
半神半人の英雄マウイが、兄弟たちと釣りに出かけ、魔法の釣り針で巨大な魚を釣り上げます。この魚がニュージーランド北島となり、マウイのカヌーが南島となったと伝えられています。
2. タウポ湖の創造
探検者のナータロイランギが、不毛の地にトトラの木を植え、その木が湖となったという伝説です。この湖が現在のタウポ湖とされています。
3. ヒネ・フカテレの涙
山登りが好きなヒネ・フカテレが、恋人ワウェを雪崩で失い、悲しみの涙が氷河となったという物語です。この氷河は現在のフランツ・ジョセフ氷河として知られています。
4. ポウティニとポウナム
ポウティニというタニファ(超自然的存在)が、美しい女性ワイタイキを愛し、彼女を連れ去る物語です。
5. マウイが太陽を遅くした話
マウイが太陽の動きが速すぎると感じ、兄弟たちと協力して太陽を捕まえ、その動きを遅くしたという伝説です。これにより、日中の時間が長くなったとされています。
6. タンガロア – 海の神
タンガロアは、マオリ族の海の神であり、海に生息するすべての生物の父とされています。彼は、天の父ランギヌイと地の母パパトゥアヌクの息子の一人であり、海洋生物や爬虫類の祖先とされています。
7. その他の伝説
マオリ族の伝説には、土地の形成、自然現象の起源、英雄的な冒険など、多岐にわたる物語が存在します。これらの物語を通じて、マオリ族の価値観や世界観を学ぶことができます。
この絵本の魅力
1. マオリ文化への入り口
『Maori Legends (Seven Stories)』は、マオリ族の伝説を通じて、彼らの文化や価値観、歴史を学ぶことができる貴重な資料です。物語を通じて、自然との共生や家族の絆、勇気や知恵といったテーマが描かれています。
2. 魅力的なイラストレーション
フィリッパ・スティッチバリーのイラストは、物語の世界観を豊かに表現しています。色彩豊かで細部まで描かれたイラストは、読者の想像力をかき立て、物語への没入感を高めます。
3. 英語学習の教材として
英語で書かれているため、英語学習者にとっても良い教材となります。物語の中で使われる表現や語彙は、日常会話とは異なる文学的な要素を含んでおり、読解力の向上に役立ちます。
読み聞かせのポイント
1. 感情を込めて読む
物語の登場人物や状況に合わせて、声のトーンやリズムを変えることで、子どもたちの興味を引きつけることができます。特に、英雄的な場面や感動的なシーンでは、感情を込めて読むことで、物語の魅力を伝えることができます。