『How Do Dinosaurs Say Good Night?』を楽しもう!
こんにちは!本日ご紹介する絵本は、「How Do Dinosaurs Say Good Night?」です🦖
子どもたちにとって、寝る前の時間は特別なひとときです👦 しかし、「もっと遊びたい!」「まだ眠くない!」と駄々をこねる子も多いのではないでしょうか? そんな夜の習慣を楽しく学べるのが、Jane Yolen(ジェーン・ヨーレン)とMark Teague(マーク・ティーグ)による英語絵本 『How Do Dinosaurs Say Good Night?』 です☺️
恐竜たちが夜寝る前にどんなふうに過ごすのかを描いたこの絵本は、ユーモアと教育的要素が絶妙に組み合わされた名作!今回は、この絵本の魅力や、読み聞かせのポイント、英語学習への活用法などをご紹介します👌
あらすじ
物語は、恐竜たちが寝る前にどんな行動をとるのかを想像するところから始まります。
- 悪い寝かたの例:
- ベッドの上で飛び跳ねる
- 枕を投げる
- 「もっと遊びたい!」と駄々をこねる
- お母さんやお父さんにキスをせずにそっぽを向く
- 良い寝かたの例:
- 優しく「おやすみ」と言う
- お母さんにキスをする
- おもちゃを片付ける
- 静かにベッドに入る
読者は、まず「恐竜がこんなふうにふるまったらどうだろう?」と想像しながら、子どもたちがよくやる “寝たくない行動” をユーモアたっぷりに楽しみます。そして後半では、恐竜たちが実はとても良い子で、お母さんやお父さんの言うことをきちんと聞いていることが明かされ、読者は「正しい寝かた」を学ぶことができます。
この絵本の魅力
1. ユーモラスで魅力的な恐竜たち
本作の最大の魅力は、何といっても恐竜たちのコミカルな行動。子どもたちは「もし恐竜が人間のように生活していたら…?」という設定にワクワクしながら絵本を楽しめます。大きな体の恐竜が、小さなベッドに横たわったり、ちょこんと座ってお母さんとお話しする姿はとても可愛らしい!
2. 韻を踏んだリズミカルな英語
本作は リズムとライム(rhyme) を意識した文章構成になっているため、音読するととても楽しいです。例えば、
“Does a dinosaur slam his tail and pout?”
“Does he throw his teddy bear all about?”
このように、“pout”(すねる)と “about”(あちこち) という言葉が韻を踏んでおり、リズムに乗って読めるようになっています。
3. かわいいイラストと豊かな表情
Mark Teagueのイラストは、恐竜たちの表情がとても豊かで、子どもたちは「この恐竜は怒ってるの?」「今は優しい顔をしてるね!」と感情を読み取る練習にもなります。また、恐竜たちの種類もさまざまで、ページをめくるたびに新しい恐竜に出会えるのも楽しいポイントです。
4. 教育的な要素
この絵本のテーマは、「寝る前の正しい習慣を学ぶこと」です。恐竜たちの良い行動・悪い行動を対比することで、子どもたちが自然と「こうした方がいいんだ!」と気づけるようになっています。
読み聞かせのポイント
1. 感情を込めて読む
恐竜が駄々をこねる場面では、少し大げさに読むと、子どもたちが笑ったり共感したりしやすくなります。また、優しく「Good night…」と読むと、眠りの雰囲気を作り出せます。
2. 子どもに質問しながら読む
- 「この恐竜の気持ちはどうかな?」
- 「○○くん/ちゃんも、こんなふうにしたことある?」
- 「恐竜さんは最後にどうした?」
などと質問しながら読むと、物語への理解が深まります。
3. 寝る前のルーティンにする
この本を毎晩読むことで、「この絵本を読んだら寝る時間」という習慣がつきやすくなります。
英語学習への活用法
1. 簡単なフレーズを繰り返し練習
- “Good night, Mommy!”
- “Good night, Daddy!”
- “Does a dinosaur…?”
など、簡単なフレーズを覚えると、日常会話にも役立ちます。
2. 音読の練習
リズムのある文章なので、音読することで英語のイントネーションや発音の練習になります。
3. 恐竜の名前を覚える
絵本にはさまざまな恐竜が登場するので、「Tyrannosaurus(ティラノサウルス)」や「Triceratops(トリケラトプス)」など、恐竜の名前を英語で学ぶことができます。